WordPress 6.8 RC1がリリース – 注目ポイントとテスト方法を解説

2025年03月26日 09:16 am | WordPress, ニュース

2025年3月25日(米国時間)、WordPressの次期バージョン「WordPress 6.8」の最初のリリース候補(RC1)が公開されました。本記事では、RC1とは何か、どのようにテストできるのか、そして6.8に盛り込まれる注目ポイントについてわかりやすく解説します。

WordPress 6.8 RC1とは

RC(Release Candidate)は、「製品版候補」とも呼ばれ、正式リリース前の最終的なテスト段階を意味します。大きな新機能の追加は完了しており、バグ修正や安定性の向上が主な目的です。

ベータ版の段階を終え、リリースされる製品に限りなく近い状態のものというイメージですね。

正式リリース日はいつ?

WordPress 6.8の正式リリースは、2025年4月15日(予定)となっています。開発チームはこの日に向けて、世界中の開発者からのテスト協力を呼びかけています。

テストの方法は4つあり

以下の4つの方法でRC1を試すことができます。

Beta Testerプラグインを使う

おそらく一般のユーザーの方にはこれば一番簡単な方法ではないでしょうか。

まず「WordPress Beta Tester」プラグインをインストールします。

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続いてプラグインの設定を開きます。

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そして以下の設定を選択して保存します。

  • Channel: Bleeding edge
  • Stream: Beta/RC Only
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これでアップデートページにベータ版やRC版が表示されます。

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ZIPファイルを手動でインストール

公式サイトからRC1のzipファイルをダウンロードして、テスト環境に導入しましょう。

WP-CLIでコマンド実行

以下のコマンドで即座にアップデートできます。

wp core update --version=6.8-RC1

開発者はこちらを好みますね。

WordPress Playgroundでブラウザテスト

開発環境不要!ブラウザ上でRC1を試せるWordPress Playgroundも用意されています。

WordPress 6.8の注目ポイント

WordPress 6.8では、次のようなエディター機能の改善アクセシビリティの強化が注目されています。

  • 新しいブロック機能の追加
  • インターフェースの改善による操作性向上
  • テンプレートエディターの拡張
  • パフォーマンスと読み込み速度の最適化

開発者向けの技術的変更点も多数あるため、プラグインやテーマを開発している方は特に注意が必要です。

テストに参加してWordPressをより良くしよう

テストは開発者だけでなく、ユーザーの協力も大歓迎です。不具合の報告は、WordPress TracまたはGitHubにて受け付けています。

まとめ

WordPress 6.8は、さらなるユーザビリティ向上とパフォーマンス強化を目指す重要なアップデートです。RC1が公開された今こそ、開発者・運用者として積極的にテストに参加し、次期正式リリースの完成度向上に貢献しましょう。

👉 WordPress 6.8 RC1の公式発表はこちら

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